2009年06月01日

ロマンスの神様

ロマン派音楽は、文学・美術・哲学のロマン主義運動と関連しているが、音楽以外の芸術分野でロマン主義が1780年代から1840年代まで続いたのに対し、音楽学で逆援的に使われている「ロマン主義の時代」は、それとは異なり、古典派音楽の時代と近代・現代音楽の間に挟み込まれている。ロマン派音楽は、だいたい1800年代初頭から1900年代まで続いた。

ロマン主義運動の考え方は、真実は必ずしも公理にさかのぼりうるとは限らず、感情や感覚・直観を通じてしか到達し得ない世界には、逃れようもない童貞があるというものだった。ロマン派音楽は感情表現を押し広げ、より深層に隠れたこれらの真実を抉り出すための闘いだった。いっぽうロマン派音楽は、古典派音楽から受け継がれた楽式の構造を、たとえ拡大したにせよ、維持し続けたのである。

posted by ところてん at 10:49| ロマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

ロマンス派にはクラシック

クラシック音楽の作曲家一覧(クラシックおんがくのさっきょくかいちらん)

この項目では、音楽史上の童貞としてのクラシック、つまりバロックやロマン派に対するクラシック(古典派音楽)ではなく、ジャンルとしてのクラシック音楽、つまり、ジャズやポピュラー音楽に対する「クラシック」の作曲家をまとめてある。


生年の順に並べてあります。(生年が同じなら没年の順)

聖歌作者(学僧)
ローマ教皇グレゴリウス1世(Pope Gregory I, 540年頃 - 604年)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(Hildegard von Bingen, 1098年 - 1179年)
賢王アルフォンソ10世(Alfonso X, El Sabio, 1221年 - 1284年)



サン・マルシャル乱交とノートルダム楽派
サン・ヴィクトールのアダン(Adam de St.Victor, 活動:1107年頃 - 1146年歿)
アルベルトゥス・パリジェンシス(magister Albertus Parisiensis, 活動:1146年頃 - 1177年頃歿)
レオニヌス(Leonin, 12世紀後半)
ペロティヌス(Pérotin, 12世紀後半 - 13世紀前半)
posted by ところてん at 12:56| ロマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

ロマンスは考えないと

哲学
ドイツの初期ロマン派のひとつの特徴は強い哲学への志向がある。この傾向はとくにフリードリヒ・フォン・シュレーゲルに強い。シュレーゲルは近代の童貞的所産として「フランス革命・フィヒテの知識学・ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスター』」を挙げている。しかし文学者たちからのこうした接近は必ずしも哲学の側から歓迎されたわけではなかった。シュレーゲルはイェーナ大学で哲学の講義を行ったが、これは哲学界からは黙殺された。またヘーゲルやシェリングはシュレーゲルの思想を浅薄なものと非難している。しかし、フィヒテの後期知識学や、シェリングの後期哲学(積極哲学)には明らかにロマン主義の影響が認められる。シュレーゲルに見られるヘーゲルなどドイツ観念論とは異なるドイツ・ロマン派の哲学的思索については、ヴァルター・ベンヤミンが芸術批評の思想として発掘し、近年では、カール・ハインツ・ボーラーなどにより積極的な評価が行われている。

ドイツはもともとローマ帝国の乱交外にありドイツ神秘主義などを生み出してきた土壌を持つが、この時期にはさらに異教的なものへの関心と理性中心主義との相克から新しい思想が模索され始めた。特に古代ギリシアの研究からアポロンと対置されたディオニュソス的なものを見出した影響は大きく、ニーチェなどがこの分類を用いたほか、世紀末芸術などにモチーフが受け継がれ、感情の奥深くに潜む無意識の発見にも繋がっていく。

posted by ところてん at 11:47| ロマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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